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⑪2010/6/19~6/24 [低髄液圧症候群の記録]

1日2回の点滴をして あとは ひたすら横になる日々。
トイレと食事以外は 起き上がるのは禁止。

髄膜炎で入院した時は、日に日に良くなっていくのを実感したものだけど
今回は まったく その実感を得られない。

寝ていると だいぶ楽。
だから 「治ってきたかも」 なんて嬉しくなって
でも
トイレなどで起き上がると 症状が出てくる。
そのたびに 「やっぱり治ってない・・・」 と 気持ちも沈んでしまう。

先生から最初に言われた 「あまり無い病気」 というのは
本当なのだと思う。
看護師さんも 「年に2~3人 いるかいないかです」 って言ってたし。
実際、私もこんな病気があるなんて 知らなかった。
だから・・・先の予測がつかない部分がある。

毎日、インターンの先生が 私の様子を聞きにきてくれる。
でも うまく答えられない。
頭痛が無い日は耳鳴りがしたり
耳鳴りが治まっている日は 頭痛がしたり
耳鳴りの種類も、高音のときもあれば、ボーっとした低音の場合もある。
症状が ひとつずつ減っていく・・・というよりは
日によって 出てくる症状も、その重さも違う・・・
という感じだ。

私の言葉を聞いて、困ったような微笑を残して 先生が去っていく。
そんなやり取りが繰り返された。

何かを頑張って 早く治るならば いくらでも頑張るから・・・と思う。
誰かに祈って 早く治るなら、いくらでも祈るから・・・と思う。

そんな風に焦っていた時、ある看護師さんが こんな事を言ってくれた。

「今は休むことが治療だからね。頑張らないで 堂々と休んで良いんですよ。」

人によって、病気の人への励まし方は色々あると思う。
この闘病中、一番たくさん頂いた言葉は
「頑張って、早く良くなってね」 というもの。
嬉しかった。
それは 自分自身の強い願いでもあったから。

だから 私は 何かを「頑張って」いた。
暗いことは口にしない。
「すぐに治るよ」 と自分でも言い続けていた。
でも、その頑張り方は あの頃、自分を追い詰めていたように思う。
自分の存在に 後ろめたさを感じて 押しつぶされそうになっていた。

その看護師さんの言葉で、気持ちがすごく楽になった。
この頃からかもしれない
自分の目標は 「早く良くなる」 事から
焦らずに病気と向きあう」 に変わっていった。


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